「赤箱ニムト」2~6人まで対戦可能、運よりも戦略がモノを言う?

レベル 10歳以上 人数 2~6人 時間 30分
ゲーム名 Hornochsen!(赤箱ニムト)
ゲーム概要 運よりも戦略が重要、マイナス列を育てよう!
制作 Amigo社
ゲームデザイン Wolfgang Kramer

ゲーム内容

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赤箱ニムト、今回は4人プレイで実際に遊んでみたので順番にゲーム内容を説明していくぞ。
内容物は1~98までのカードと、「+5」「×2」カード2枚がプレイヤー分入っている。

ゲーム内容だが、各プレイヤーが手札を使い切った後に持っている点数で勝敗が決まる。
最初に少し説明が必要な部分は「出したカードがどの列につくか」という部分ぐらいなので比較的簡単に説明も終わるし、初プレイでもゲーム内容が入ってきやすく、どういった戦略が良いのか想像しやすい点は面白い。

ゲーム準備として、各プレイヤーに参加人数ごとに決まったカードを配る。今回は4人プレイなので一人12枚の手札を配る。別に「+5」「×2」カードを1枚ずつ配る。
そこから場のカードとして、12枚を時計のように小さい数から円形に並べていく。残ったカードはゲームに使わないので除外する。
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こんな感じでゲーム準備は終わる。配って並べるだけなので簡単。

ゲームの流れ

プレイヤーは手番に1枚~3枚のカードを手札から出すことができる。この時必ず1枚はカードを出さなければいけない。
出したカードは必ずどの列に付くかが決まっている。昇順になるように一番近い数字に付く。出したカードが場に出てるカードよりも小さい場合は、大きい数字に付く。(98の次は1から始まる、といった感じだ)
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画像のように98と29の列がある場合は1~28のカードは全て98の列に付く、という事だ。

場のカード列に5枚目の「牛」カードを付けたプレイヤーは、その列のカードを取って自分のポイントになる。

また手札の「×2」「+5」カードは場のカード列の内側に付ける事ができる。これはカード列取得条件の「牛」カード5枚には含まれないので注意が必要だ。
5枚目の「牛」カードを置ける手番に取りたいカード列に付ける使い方や、どうしてもマイナス列を取ってしまう手番をパスしたい時などに使う。
(各列には最大で「+5」カード1枚、「×2」カード1枚までの2枚しか特殊カードを付ける事ができない点も注意が必要だ)

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こんな感じでゲームは進んでいく。プラス点を目指すよりも、いかにマイナス列を取らないかというシーンになることが多い。

点数計算

こういう風に順番に手番をプレイしていき、場のカードが全て取られた時点でゲームが終了する。
最後に取ったカードの点数を全て計算して、「×2」カードがあるなら合計点数に掛けてポイントが決定する。
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ゲームに慣れていると私のようにこんなにカードを取ることが可能だ。ハッハッハ。

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マイナス50点でフィニッシュだ。
運が悪かったと言いたいけど言えないのがこのゲームの醍醐味である。

感想

良い点

・ゲーム準備がカードを配るだけ、説明も簡単に終わる
・戦略性が高いので運だけでなくプレイングも競える
・みんなでマイナス列を作って、それを避けるのが楽しい

悪い点

・運が全てでは無いため、ゲームに慣れた人と差が付きやすい
・誰も正式名称で呼んでくれないゲーム名

数年前に東京のメビウスゲームズさんで購入させて頂きました。
パッと広げてゲームを開始できるので気軽ですね。プレイ時間30分ってなってますが、そんなに長くかからないような気がする。

同じゲーム性で2人プレイができて、なおかつ6人プレイまで対応しているって点はなかなか無いですね。
2人でやるとそれはもうマッチ棒取りゲームのような戦いになるので手札の読み合いですよ。なかなか楽しい。

正式名称の「Hornochsen!」
こいつの読み方はカタカナ的に「ホゥノクセン!」意味は「アホ、のろま、うんこ」のような感じだと思う。

正式名称でゲームに誘うと、うんこしようぜ!みたいな感じになってしまう。(ちょっと意味が違うが)
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たしかに自分の手番でこんな状態だったらHornochsen!と叫びたくなる。

こんな時におすすめ

運ゲーだけでなく先の盤面を予想しながらのゲームをしたい時
牛を集めたい時
トランプゲーのように気軽にプレイしたい時

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