簡単!アケコン(Qanba Drone)に移動ボタンを追加する方法。

レベル 10歳ぐらいから 人数 1人 時間 4時間ぐらい
アケコン(Qanba Drone)に移動ボタンを追加した作業日誌です

やりたい事

こんにちは、小林です。仲間内で格闘ゲームを色々とやってるよく話題になるHitbox、本来はレバーで操作する部分をボタンに変えたタイプのアケコン。わざわざレバーという直感的な操作ができる機構に逆行するかのようなアケコンですが2014年ごろから密かに流行って、今では大会禁止だとかHitboxに合わせた規則作りだとか格ゲー界では割とメジャーになりました。かくいう私も3年ほど前、人生初のアケコンを買おうとした時に候補にあったのがHitboxなわけで「あの時、Hitboxを選んでいたら……」と今でも微妙に心に引っ掛かっていたわけです。

結局買ったのはエントリーモデルでなおかつ評判も良かった「Qanba Drone」でした。膝置きで使うので軽くてコンパクトな感じが気に入っているのでPS4用のタッチパネルが無い以外は他人におすすめしたい。ボタンなり色々変えて楽しんでいるアケコンですが、たまたまレバーを着脱式の「The link」に変えた時にふと思いついた事があります。記事タイトルのまんま「Droneって天板の下方向に余裕があるし、そこにボタンを追加できるのでは?」って感じです。

用意する物


とりあえず裏のネジを6本取って天板を外してみよう。レバーの扱い方が下手なのがわかる傷をあまり見ないようにしながら、どこらへんにボタンを追加するかを考える。レバーの左側とかボタンの下とかどこでも追加できそうな感じですが、実際に手を置いてみるとなかなか操作に干渉しそうな部分が多い事がわかります。

新しいHitbox crossupはボタンの上側に追加で3つ、下に1つという感じなので上方向に追加したい所ですが残念ながらコントロール基盤などがあるので厳しそうです。まずは親指で押せる下方向に一つ追加する感じで行こうかと思います。

穴開け用の装備、ボタンとか配線関係

  • 30mmホールソー(六角軸)
  • 24mmホールソー(六角軸)
  • エーモン配線コネクター(白)(細線用)6個
  • 30φ押しボタン1個、24φ押しボタン2個
  • 配線用コードとボタン用ファストン端子#110

一番重要なのはプラスチックの天板に穴を開ける方法ですね、ここは先人の知恵をお借りしてホールソー(ホルソー)という工具を用意します。ホームセンターにも売っているらしいが24mmが無かったのでAmazonで購入しました。ホールソーはドリルチャック用のモノと六角軸シャンクとなっているものがあります。電動ドリルがあるならドリルチャック用のものを、インパクトドライバーもしくは手動でやるぜ!!な人は六角軸のものを購入しましょう。ちなみに六角軸のホルソーは結構高い、2つで4,000円ほど掛かった。今後の人生、どこかに30mmの穴を開ける時は呼んで欲しい。


アケコンの押しボタン交換をやった人なら他に必要なものはなんとなく分かると思います。ファストン端子だとか平型端子とか呼ばれている圧着端子は三和ボタン30φに使われているのは110型っぽい。いつもアケコンパーツを買ってる千石電商さんでは上のリストに書いてある「配線用コードとファストン端子を圧着したもの」を2本セットで80円で売っている、電工ペンチも無いし綺麗に圧着できるかわからないって人は千石電商さんで購入しましょう。ちなみに私は8本入りで300円のヤツを買いました。超便利。

あとは配線コネクタ、元からある配線を分岐させる器具です。プライヤーで押し込めば簡単に分岐させる事ができる。追加したいボタン×2個用意しておきましょう。これも千石電商さん、もしくはホームセンターの車部品コーナーにあると思います。

作業開始


天板にとりあえず紙を張り付けて穴開けの場所を確認する。天板の裏側を確認しながら場所を決めよう、真ん中の下あたりにはネジ止め用のヤマがある(黒く塗ってる部分らへん)のでしっかり確認して避けるように場所決めをしよう。かなり余裕を持って決めたので画像の位置ぐらいだとちょうど下に何も無くネジなどの固定パーツとも離れているので大丈夫かと思う、8ボタンの左2つと縦方向に等間隔でもギリギリ収まると思われる。

気合の手動掘り


電動ドリルだとかインパクトドライバーを使ったほうが圧倒的に楽ですが、一応手動でもイケるという事を伝えるために手動でドリルします。プラスチックの天板は案外柔らかいので最初の穴さえ慎重にやればそこまで力を入れる事なく掘れます。掘るというよりはノコギリで削り取るような感じ。ちなみに10分ぐらい掛かります。


フォウ!穴が開いたゼ!

ちなみに凄いプラスチックくずが出まくるので片付けやすいように何か敷いて作業するか、デカいダンボールの中でやりましょう。用意したダンボールは小さすぎて大変な事になりました。裏面のバリ取りなどにヤスリがあると綺麗に仕上がります。表面は思った以上に綺麗だったので特に手を加えなくてもイケそうです。

ここにも穴を開けるぜ


準備リストの24φ押しボタン、どこに付けるかというとココです。Droneの下部分、天板というよりはパームレストのような部分ですがこの下は空洞になっています。基本的にはUSBケーブルをしまうだけの空間で、掌を置いて使うとボタンに届かないという謎の部分ですがボタン増設用にはもってこいの場所かと思います。親指で操作できる場所に2つ開けたいと思います。

ちなみにこのパームレスト下空間に配線が延ばせるようにアケコン土台部分にも穴を開けておきましょう。見えない部分なので適当でいけます。24mmホールソーで開けました。

ボタン取付と配線


今回はHit boxのように移動をボタンで行いたいというわけでレバーから伸びている配線を分岐します。Droneのコントロール基盤に繋がっている部分をよく見るとわかりますが、上から「UP、DOWN、RIGHT、LEFT、GND」となっています。通常はレバーで上方向に入れるとUPスイッチが押されて「UPとGNDが繋がって上入力と認識され」ます。押しボタン(正確にはボタン内部のスイッチ)は線と線を繋げているだけなので分岐して繋げても大丈夫なワケです。

つまり配線コネクタを使ってUPの線(赤い線)とGNDの線(黒い線)を分岐させて、両方を押しボタンに繋げれば上方向ボタンができるわけです。


パームレスト部分の24φボタンは左右キーにしたいので5本あるうちのRIGHT(黄色)とGND(黒)、LEFT(緑)とGND(黒)を分岐させます。分岐用のコードが赤と黒しか無いので間違えそう、左右になんとなく分けておきます。ファストン端子はボタンに刺すだけだし、後は中のコード類を天板を閉めた時に収まるようにまとめておけば完成です。

完成!

ボタンが3つ増えた


今回は上と左右だけでしたが、下方向も追加はできそう。パームレスト部分は基本的に右手の親指で押すことになると思い、並べると誤入力になりそうなので2つにしましたが親指の角度的に大丈夫な気がします。実際にキーが入力されているかを確認するまではドキドキでしたが、レバーもボタンも問題無く作動してくれたので一安心。

感想

良い点

・とにかく実用性よりも改造する事が楽しい
・新しいコマンド入力、レバー下入れ右→右+P(1P)で昇竜拳が出る

悪い点

・慣れるまでジャンプの暴発が多発する、ダルシムは死ぬ
・今後の大会規定によっては使えない可能性がある
・GamerFinger製のボタンを使ったせいで無駄に金が掛かった


実用性はこれからですが、軽く触ってみた感じではHitboxで有用とされていたレバー下入れからの上ボタンとKボタンでのサマソなど確かに感じるコマンド革命。昇竜拳なども普段とは全然違ったコマンド(実際の手の動き)で成立するので面白い。やはり感じたのは左右や下方向ボタンは通常ボタンの上に配置するほうが使いやすそうという事だ、Hitbox crossupはよく考えられていた。

情熱があるので立ち天衝(↑↑KKK)も出る。

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