大阪新世界にあるゲーセンザリガニ対戦の塔に登ってきた

2019年3月上旬にオープンしたというレトロゲーセンザリガニ新世界対戦の塔にさっそく登ってきた記事です。誰かガロスぺ教えてください。

レトロゲーセンザリガニとは


数年前から新世界~なんば周辺に続々と増えていった謎多きレトロなゲーセン+ガチャの店である。せっかくブログのネタにするのなら正確な数字を知りたかったがあまりにもオカルトに満ちていてどこにどのザリガニがあるのかが今でも謎のままである。グーグルマップで調べると現在(2019年3月14日)は4件ほどヒットする。

ザリガニは入りにくいゲーセンというよりは、レトロゲームを楽しんで欲しいというわけか道沿いの店舗で入口も広く入りやすいという感じだ、以前私もザリガニでデッドコピー品であるマサオとコージやストリートファイターⅡレインボーなどをプレイした

「対戦の塔」


新しくオープンした対戦の塔ザリガニはレトロゲーセンというよりか、あの頃のゲーセンといった感じである。入口は扉一つ、貼り紙や店内に貼られた説明文、両替機から照明まで、まさにあの頃という説明が相応しいのだ。ゲーセン名である対戦の塔という名前の通りメイン機種は対戦台仕様となっている。人気機種になると5セット10台とか平気で置いているのでスケールの違いが見て取れる。筐体であるアストロシティだのブラストシティだのこれだけ集めるのにいくら掛かっているんだ……

対戦台50円、禁煙である


店内は全席というか全面禁煙であり、実は2階部分は思っている以上に明るかったりレトロでありながら最新のゲーセン基準といった感じだ。対戦台は全台1クレ50円となっている、この部分は昔と変わらずというか良心的すぎる価格設定。対戦台以外は1クレ100円となっている、こちらはシューティング系が多く、私基準のあの頃よりもさらに前の年代のゲームが揃っていた。

塔に入り込む


実は下調べしていたわけではなく、たまたま新世界を通った時に寄ったので設置機種とかしっかりと調べるのを忘れていた。公式Webサイトみたいなのがあると思っていたわけだ。どうやら急いでオープンしたらしく、これからどんどんと設備が充実していく事を期待している。また時間があれば設置リストも調べておきたい。


印象的だったのはバーチャファイター3tbやストリートファイターⅡ各種にストⅢ3rd、ヴァンパイアセイヴァー、鉄拳シリーズ各種と私自身が触れた事のあるゲーム。禁煙なので灰皿は飛んでこなくて安心である。他にはストⅡレインボーと並んだ北斗の拳ACが何故かレトロゲーに感じられず最新ゲームも入ってるんやね、という気持ちにさせてくれた。

ガロスぺが3セット


実はここ最近ガロスぺプレイヤーであるピクシー氏からガロスぺやってみないかと執拗に誘われており手を出している。当時からゲーセンプレイヤーであったのだがどうしてかSNK系のゲームを避けていたのでプレイ経験はほとんどゼロである。26年前のゲームに新規参戦するわけである。

とりあえずSNKのゲームはコマンドが難しい、最近の格ゲーが簡単なコマンドやボタン一つでコンボが繋がるような親切設計の中でやるとその難しさがよくわかる。昔のゲームなのでキャラ調整のアップデートだとか親切なトレーニングモードなんてのは一切ない、おそらくこういった点が今でも人気な部分+新発見があったりという魅力なのだと感じる。(といっても北斗の拳ACプレイヤーを見ているとバグがあろうがバランスがクソだろうがプレイヤーがそれに合わせていくスタイルに感じる)

数年前は難波アビオンにガロスぺの設置があって大会なども行われていたが無くなってしまったらしく、この対戦の塔ザリガニにいけば武者修行できるかもしれない。ちなみに私の実力はレベル4CPUのチンとアンディに1度も勝てた事が無い。いずれタンのダイアグラムを2個ほど上げる予定なのでよろしくお願いします。


なんか切り替えスイッチが多すぎてどれが良いのかわからないのが新規参戦勢の悩みである。みんなどういった基準でボタンの並びを決めているんだろうか…… 私個人的にはA落ちなどの全てのボタンに指を置いておけるのが良いの思うのだが。というか切り替え豊富ですねザリガニ。

最近のゲーセン事情、コミュニティができれば


同じゲームのプレイヤーは多いほど楽しい、昔のゲーセンはどちらかというとゲームセンターという場所が好きな人たちが集まってその頃の最新ゲームで対戦したりという感じが多かった。今のゲーセンというかレトロ対戦ゲームを扱うゲーセンはそのゲームが好きな人たちが集まって特化したコミュニティを形成する事のほうが多いだろう。そういった中でコミュニティノート設置や大会・対戦会の開催、ゲーセン状況の配信などがあれば26年越しにガロスぺをやり始める私みたいなプレイヤーが生まれる事は間違いない。

対戦の塔ザリガニがどういった方向を目指しているのか、レトロ対戦ゲーの聖地となるかは訪れるプレイヤー次第かもしれない。本音を言うと近いしガロスぺザリガニ勢になりたいのですが、自然発生的にコミュニティができるかどうかと言われれば現役ガロスぺプレイヤーの数から考えてちょっと難しいかなとは思うんですよ。地元のスーパープレイヤーが居れば…… すげぇ強いヤツがザリガニに居るらしいぞ!みたいな展開があれば……

懐かしすぎて懐かしくないゲームも


懐かしのゲームらしいがもはや懐かしすぎて私の年代では無いゲームも置かれている、駄菓子屋の前とかにある系の筐体だが私の年代はここにロックマンの戦うヤツがあったイメージだ。


トラックボールで竜を操るサイバリオンやベラボーマンなども現物を見たのは初めてだった。ノスタルジックな気持ちよりも先におおぉこれがあの有名な……といった一種の博物館感覚である。

まとめ

まだまだオープンして間もないザリガニ対戦の塔、これからに注目だ

さきほどザリガニさんのSNS(https://twitter.com/RETROZARIGANI)を覗いたら入口に看板ができているらしく、2019年3月14日ではまだまだ完成形ではないとも伺える。是非とも流行ってほしいので定期的に遊びに行きたいと思っている。潰れていく縮小していくゲーセンをいくつも見てきたのでどうしてもインカムに貢献するぞ~といった謎の使命感が湧いてくるのが面白い、昔はもっと50円でどれだけ長く遊べるかみたいな事を考えていたのに。

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